20万人の学生が選ぶ!働きたい企業50社

BACCS(バックス)

ホッピービバレッジ株式会社

学生が選んだ理由 編集部レポート

ミキサードリンクの代表格「ホッピー」

創業は明治43年、秀水舎として清涼飲料水、ラムネ、サイダーの製造販売に始まり、昭和23年7月コクカ飲料株式会社として発足する基礎を築いた。同年、麦芽を使用した麦酒様清涼飲料水「ホッピー」を開発し「生よりうまいホッピービア」といわれるほど、発売以来ミキサードリンク(アルコール飲料と割って飲む清涼飲料水)の代表的存在となって広く親しまれている。

ホッピービバレッジ株式会社 写真

ホッピービバレッジ株式会社
所在地 東京都港区赤坂2-15-12
設立 1910年
資本金 1,000万円
事業内容 ホッピー・サワー・ビール・リキュール及び各種清涼飲料水・炭酸飲料水の製造・販売
企業URL http://www.hoppy-happy.com/
採用情報 http://www.hoppy-happy.com/corporate-info/recruit/
代表者 石渡 光一・石渡 美奈  KENJA GLOBALへ

※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。

INTERVIEW

営業部長 兼 第5.5ビジネスモデル推進営業本部長藤咲 正

ホッピービバレッジ株式会社 写真

魅力的な会社
魅力的な商品
そして、魅力的な人
いま考えたら、縁です

入社は2005年です。中途入社で、前職は全く違う業界でオフィス環境事業のメーカーで営業をしていました。やりがいもありましたが、やはり大手だと組織も出来上がっているし、大きな歯車の一つでしかありません。バブル時代の最後の入社でしたから、先輩社員も沢山いる中で、この先の自分はどうなるのか?という疑問が浮かびました。いま思えば勘違いではあるのですが、当時はある程度営業はできると考えていました。新しい業界で挑戦しようと思い、35歳で転職を決意。ちょうど中途の営業職を弊社が募集していまして、タイミング良く出会った感じです。いま考えたらご縁ですね。学生時代からラグビーをしていたのですが、募集要項には「体育会系募集」とありました(笑)

今はこの「営業の深さ」がやりがい

入社当時は若い社員がいませんでした。私より半年ほど先に中途入社した現在ゼネラルマネージャーの大森が一番若いくらい。現在社長の石渡(美奈)もまだ副社長でした。石渡に同行して、ホッピーの飲み方を伝え回ったり、展示会のサポートをして飛び回りました。今ほどはホッピーを知っている人はいなかったので、東京だけじゃなく関西や九州でホッピーの飲み方をお伝えする営業活動が続きました。入社して、営業がいかに大変かということを思い知りました。前職で営業の自信はあったけれど、軽く考えていました。ホッピービバレッジは深い。飲料メーカーだけれど、オフィス家具のような形があるようで無いんです。その内に「心と心の営業」ということに気づきました。営業の印象でホッピーを飲まなくなったり、うまくいけばずっとホッピーを支援してもらえる。この営業は深いけれど、今はこの深さがやりがいですね。

自分は学校の先生?

現在は営業部門第5.5ビジネスモデル推進営業本部の部門長をしています。「5.5」というのは創業時が第1ビジネスモデルで、先代の時に第2、第3という流れがあって、現在は5から6に向かう途中だから「5.5」なんです。職分としては部下や後輩がいますから、彼らの指導をすることに重点を置いています。石渡と心の約束をした新入社員が入社してきているので、皆が同じ方向に向かっているのを実感します。経営者と新入社員との間で私がすべきなのは、いかに新入社員の長所を引き出して活かせるようにするかだと思います。一番嬉しいのは、後輩達の成長が見れた時。自分から聞いて、自分でやっている成長した姿を見ると、子どもの成長の喜びみたいな感じがあります。最近は「自分は学校の先生?」と思うこともありますね。

「無知の知」を意識する

石渡がよく言うのは「無知の知」という言葉。自分が正しいと思い込まないということです。確かにリーダーになっていくと、傲慢に陥りやすいと思うんです。正しいことは正しいというのはあると思うけれど、教えてもらうという謙虚さがリーダーにも必要ではないかと学びました。後輩達には早く一人前になって、どこへ行ってもホッピーの社員だと胸を張って言えるようになってもらいたいと思います。弊社の最大の魅力はホッピーピープル力。勿論ホッピーという商品はオンリーワンですが、人材も工場も魅力的だと自負しています。そうした魅力的な人材育成に目下取り組んでいます。