グンゼ株式会社の企業ロゴ

学生が選んだ理由編集部レポート

お客様の「ここちよさ」を追求する
肌着メーカーとして知られているグンゼ。アパレル事業に限らず繊維開発の技術力を活かした新たな事業への挑戦を続けており、最近ではプラスチックフィルムやOA機器用部品、メディカル材料などにも力を入れている。そのような多事業を手掛ける中で共通しているのが「ここちよさ」だ。商品、サービスを通しお客様に「ここちよさをお届けしていく」という児玉社長の強い意志のもと、グローバルに展開するグンゼの「明日」とは。

所在地

大阪市北区梅田2-5-25 ハービスOSAKAオフィスタワー

設立

1896年8月10日

資本金

261億円

事業内容

インナーウエア、レッグウエア、ハウスカジュアルウエア、繊維資材、プラスチックフィルム、エンジニアリングプラスチックス、電子部品、メカトロニクス、メディカル、スポーツクラブ、緑化、商業デベロッパー、温浴、エステイト開発、エンジニアリング

企業URL

http://www.gunze.co.jp/

採用情報

http://www.gunze.co.jp/recruit/

代表者

児玉 和   KENJA GLOBALへ

INTERVIEW

未知の業界で新たな魅力を見つける
大学で生物化学を勉強していたとき、生体内で起こっていることが化学で説明できるということに大変興味を持ちました。特にバイオテクノロジーの中でドラッグデリバリーシステム(DDS)について学びたいと思い大学院に進学しました。しかし周囲は優秀な人ばかり。研究も思い通りに進まない中で、この先自分はどんな仕事に就きたいのか迷うようになりました。そんなとき当社に出会い、大学で勉強した知識を活かしながら新たな化学の世界にチャレンジしたいと思いました。それまではミクロの世界を研究対象としていましたが、肌着や衣類など手に触れることができ、直接お客様と繋がれることに魅力を感じました。
様々な経験を経て
入社して最初の配属先は再生医療材料を開発する研究室でした。世界に先駆けた人工心膜の治験やそれに続く人工血管の開発が行われており、私も新しい再生医療材料の開発を担当しました。多くの人が悩んでいる症状の治療に繋がるような大変期待の持てる材料で、「これが実現できたらノーベル賞が取れるかも」と当時の上司が言うほど画期的な材料でした。人の痛みや命を救える商品の研究開発に携わったことは仕事をしていく上での自信となりました。
 2010年にエンプラ事業部に異動、13年に出産し、産休・育休を経て現在は時短勤務をしていますが、職場の理解もあり両立できています。残業できないこと、子供が病気になった時など制約もありますが、信頼できる保育園に預けられたので勤務時間中は仕事に集中し、優先順位をつけて取り組んでいます。
新しい視点と発想が新たな発見を生む
エンプラ事業部では、複写機やプリンタなどのOA機器に使用される部材や、産業分野の製造工程で使用される製品を製造・販売しています。その中で、他社とは異なる独自の機能を付与させる為にフィラーの配合による分散化技術が培われてきました。導電剤、熱伝導フィラーの分野では、様々な分野に用途展開が可能になります。私はこの分散による様々な機能付与による商品開発、製品設計を担当しています。例えば、セラミックスのようなその材料単独でしか発現しないと考えられているものを、分散することによってその材料単独では実現できない分野に用途展開できないかなど、本来の使用と異なる発想で開発に取り組めることにとてもやりがいを感じています。
別のフィールドで新たなる挑戦を
エンプラ事業部品質保証課を経て、13年から開発課で働いています。品質保証課在籍中は研究から離れていましたが、自分はやはり研究をしたい、そして、人の命、痛みを助けることを仕事にしていきたいと、やりたい方向性が定まりました。エンプラがどう医療に結びつき貢献できるかは、模索段階ですが、違う方面から医療分野を目指すことは、他の人と違う武器を持って戦えるのではないかと感じています。医師は医療行為を行いますが、直接材料は作れません。研究者は、医師の要望に応じ材料を提案しますが、製造に関する知識は乏しいかも知れない。他者が不得意とする分野に入り込むことで、エンプラ事業部の新たな分野への進出として、医療関連分野への進出に貢献したいと考えています。